スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

室町時代の米事情

お米は日本人になくてはならない主食ですが、では戦国時代の人々はお米をどう食べていたのか?
ということを調べたメモです。

【概略】
室町時代以前-----税の対象・物価の基準→支配者階級にしか常食できなかった。
室町時代以降-----(貧困の場合を除き)一般の人にも米が行き渡り、「食事=米食を摂る」観念が確立。

種類



精米(白米)

食べられる人の割合は少なめ。
白米を炊いたもの(現在のご飯)は「姫飯」といい、この頃から常食化がすすむ。
姫飯や水粥は禅寺院食だったため、その影響で普及。

黒米(玄米・半搗米)

大半の人々はこれを常食とする。飯(いい)・強飯(こわいい)はこれを蒸したもの。



→戦国時代の終わりには姫飯の常食が上下に広がり、強飯は儀式行事の際のみに残る。

食べ方



湯飯(湯漬)、水飯(水漬)

強飯を湯水に浸して食べる(以前よりの風習)
姫飯の流行と共に、姫飯が使用されるように(現在の茶漬に近い)。
→水漬はすたれた。
湯漬は饗応の際に必ず食され、前もって洗っておいた姫飯を椀に盛って本膳に出し、それにかける湯が二の膳が出る頃に用意された。

汁飯(汁かけ飯)

湯の代わりに汁をかけたもの。粥に汁をかけることもあり。
戦場で糒(ほしいい)を食べる際の風習が一般化したもの?



雑穀飯



赤飯・菜飯・粟飯・麦飯

ムギ・アワ・ヒエ・クリ・トチ・マメ・野菜などを炊き混ぜた飯は米飯の不足を補うために行われ、豊かな者も変り飯として色々な材料を飯に炊き込んだ。

中国食の影響をうけたもの

蓮の葉で包んで蒸した蓮葉飯。
飯の上に煮たり炙ったりした種々の副食物を小さく割ってのせ、その上に汁をかけた芳飯(ほうはん)


白粥(普通の粥)・赤粥(小豆粥)
栃粥・五味粥・蓮粥(薄墨色に灰で着色したもの)・七種粥(ななくさがゆ)
醤水(ぞうすい、増水、雑炊、みそうづ)
→室町終わり頃には茶粥も登場。



加工品(主原料:米)



行事もの

正月の雑煮餅・鏡餅、三月の草餅、五月の飾粽、十月の亥子餅


掻餅・大豆餅・小豆餅・草餅・砂糖餅・水餅・粟餅・黍餅・松餅・薇餅・茶餅。

粽(ちまき)

ササ・シノ・カシワ・サンキライ・ハスなどの葉に包んだ。五月の節供に用いた飾粽(かざりちまき)は菖蒲やマコモの葉に包んだもの。
→善哉や各種団子の類も出現しはじめる。

スポンサーサイト

テーマ : 歴史雑学
ジャンル : 学問・文化・芸術

戦国時代の食糧事情

※大分類はともかく、小分類は適当です。

室町時代食材一覧表



野菜類



菜っ葉

薺(なずな、春の七草の1つ)、
[草冠に豊](くくたち・広辞苑によると茎のとう(特にスズナのとう)がたったもの)、沢蘭(ラン科の多年草かサワアララギ・サワヒヨドリ?)、
苣(ちしゃ)、蔓草、芹、菊、若菜、蓮、蕨、土筆(つくし)

根菜

牛房(ごぼう)、大根、烏芋(くわい)、
薯蕷(ながいも、ヤマノイモ)、芋、野老(ところ・ヤマノイモ科多年草)、
筝(たけのこ)、蕷(ぬかご)、百合


瓜、唐瓜、白瓜、茄子


苑豆(えんどう?)、大豆、小豆、菱

きのこ

松茸、平茸、椎茸、志女治(しめじ)

薬味

辣芥(からし)、襄荷(しょうが?)、葱(ねぎ)、山葵(わさび)、蒜(にんにく)

不明

滑薄、刺[草冠に解](さしところ)



果実類



果物

覆盆子(いちご)、梅、杏、梨、岩梨、柿、桃、山桃、李(すもも)、枇杷、林檎、柘榴

柑橘系

蜜柑、金柑、橘、雲州橘、橙橘

木の実
栗、胡桃、銀杏、柏実(どんぐり)、椎、榛(はしばみ)、茨(みづふふき)



海藻類



海藻

昆布、海松(みる)、和布(わかめ)海雲(もつく)

のり

陟厘(あをのり)、海蘿(ふのり)、海苔(あまのり)

不明

鶏冠台(とかさ)、心太



魚介類



淡水魚

鯉、鮎、鱒、鯰、鰍(かじか・どじょう)、鰻、氷魚(ひを・琵琶湖限定の鮎の稚魚かハゼ科シロウオ)

海水魚

鯛、鮭、鰹、真味鰹(まなかつを)、鱧(はも)、鰤(ぶり)、鮪(しび・まぐろ)、鱈(たら)、鯵、鯖、鱸(すずき)、鰡(なよし・ぼら)、
[遥(しんにょうでなく魚へん)](とびうを)、
[椶(木へんでなく魚へん)](いしもち・シログチ)、鮫、鱶(ふか)、鮑(このしろ)、王餘魚(かれい)、腹赤(シンコ)、[魚及](こち・鯒)、剣魚(たちうを)、鮟鱇(あんこう)、梭魚(かます)、河豚(ふぐ)

哺乳類

鯆(いるか)、海豚魚(いるか)、鯨

貝類

鮑(あわび)、栄螺(さざえ)、蛤(はまぐり)、牡蠣(かき)、

甲殻類

海老、蟹、蝦蛄(しゃこ)、

軟体類

海胆(うに)、老海鼠(ほや)、海鼠(なまこ)、海月(くらげ)、蛸、烏賊、

不明

銕(はべ)、[魚且]、海糠(あみ)、[魚司](はふ)、[魚時](きぞ)、



鳥獣類


鳥類
山鳥、雁、菱喰(カリガネ)、鵠(くぐひ)、雉、鶉(うずら)、鶫(つぐみ)、雀、鴫(しぎ)、鴛(おしどり)、唯、鷺、鶏、雲雀、鷹

四つ足

鹿、猪、狸、兎、熊、狢(まみ)、羚(かもしか)


移転先のブログはこちらになります

以前のブログに移転のお知らせを掲載しました。
今後はこちらのブログで更新していきます。

移転理由は特に深いものではなく、テンプレートのカスタマイズのしやすさであったり、ログが取れる無料ブログであるという点です。
ちょっと登録のときにミスったので、URLがおもいきり「みやげ」用なんですけど…。
あまり気にしないでください。

旧サイトの覚え書きなどのコンテンツは、ぼちぼちこちらのブログに移行します。
プロフィール

大蛇丸

Author:大蛇丸
真田氏と武田家臣団が好きで、資料まとめと史跡巡りをしています

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR

真田太平記(一)天魔の夏 (新潮文庫)

彫銀 (ホリギン) 大判家紋ジッポ 家紋:武田菱 KW-ZI-4

戦国傘 武田信玄

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。