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室町時代の米事情

お米は日本人になくてはならない主食ですが、では戦国時代の人々はお米をどう食べていたのか?
ということを調べたメモです。

【概略】
室町時代以前-----税の対象・物価の基準→支配者階級にしか常食できなかった。
室町時代以降-----(貧困の場合を除き)一般の人にも米が行き渡り、「食事=米食を摂る」観念が確立。

種類



精米(白米)

食べられる人の割合は少なめ。
白米を炊いたもの(現在のご飯)は「姫飯」といい、この頃から常食化がすすむ。
姫飯や水粥は禅寺院食だったため、その影響で普及。

黒米(玄米・半搗米)

大半の人々はこれを常食とする。飯(いい)・強飯(こわいい)はこれを蒸したもの。



→戦国時代の終わりには姫飯の常食が上下に広がり、強飯は儀式行事の際のみに残る。

食べ方



湯飯(湯漬)、水飯(水漬)

強飯を湯水に浸して食べる(以前よりの風習)
姫飯の流行と共に、姫飯が使用されるように(現在の茶漬に近い)。
→水漬はすたれた。
湯漬は饗応の際に必ず食され、前もって洗っておいた姫飯を椀に盛って本膳に出し、それにかける湯が二の膳が出る頃に用意された。

汁飯(汁かけ飯)

湯の代わりに汁をかけたもの。粥に汁をかけることもあり。
戦場で糒(ほしいい)を食べる際の風習が一般化したもの?



雑穀飯



赤飯・菜飯・粟飯・麦飯

ムギ・アワ・ヒエ・クリ・トチ・マメ・野菜などを炊き混ぜた飯は米飯の不足を補うために行われ、豊かな者も変り飯として色々な材料を飯に炊き込んだ。

中国食の影響をうけたもの

蓮の葉で包んで蒸した蓮葉飯。
飯の上に煮たり炙ったりした種々の副食物を小さく割ってのせ、その上に汁をかけた芳飯(ほうはん)


白粥(普通の粥)・赤粥(小豆粥)
栃粥・五味粥・蓮粥(薄墨色に灰で着色したもの)・七種粥(ななくさがゆ)
醤水(ぞうすい、増水、雑炊、みそうづ)
→室町終わり頃には茶粥も登場。



加工品(主原料:米)



行事もの

正月の雑煮餅・鏡餅、三月の草餅、五月の飾粽、十月の亥子餅


掻餅・大豆餅・小豆餅・草餅・砂糖餅・水餅・粟餅・黍餅・松餅・薇餅・茶餅。

粽(ちまき)

ササ・シノ・カシワ・サンキライ・ハスなどの葉に包んだ。五月の節供に用いた飾粽(かざりちまき)は菖蒲やマコモの葉に包んだもの。
→善哉や各種団子の類も出現しはじめる。

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